寒天につきまして、

寒天;細菌培養基などとしても使われる寒天はテングサ（天草）、オゴノリなどの紅藻類から作られます。　弊社の寒天はオゴノリから抽出、濃縮されています。

寒天は300年以上も昔、日本と中国で最初に発見されました。

1.    特徴

糸寒天は半透明のミルク色をしており、粉末寒天や薄膜状寒天は無色

または黄色をしています。アガロースは白色の粉末で、沸騰水中で容易にコロソール酸に再混合されます。しかし冷水中では溶解しないが、水を吸収しゼリー状になり、膨張する性質があります。

2.    使用

これらのユニークなゲル化特性、特に優れた安定性、ヒステリシス、水分吸収性により、寒天やアガロースは広く食品、医薬、化学、繊維製品などに使われています。それらは東アジア発の新素材として世界的に知られています。

1．寒天

科学的リサーチ

寒天と塩化カリウムの混合により、寒天は電気伝導体として使われることができます。また土壌のｐH値を正確に計ることができます。

寒天は軍事化学と同様、電気化学や物理化学の研究において使われます。

標準的植物生理学試験において、寒天は通常オート麦の栽培媒介物として使用されます。

寒天はまた醸造、医薬、水産品、植物研究などのバクテリアの培養基としても広く使われています。

食品において、

即席食品：ところてんは良く知られた日本の夏の食べ物です。

多くのレストランでは寒天をツバメの巣やふかひれの代用品として使用しています。

一方、食品業界においては、寒天は増量剤や、増粘剤や乳化剤やゼラチン剤として使われています。例えば、製糖業においてはその凝固性はかけがえの無いものであり、またアイスクリーム業においてはその安定性やはりかけがえの無いものなのです。

オーストラリアやニュージーランドでの食肉保存にために：冷凍設備のない地域や軍隊がトレーニングのため屋外に出ている時、肉を寒天と一緒に食べます。

冷えた時には、寒天の層が空気を保温するので、肉は比較的長く保存できるようになります。

C．

食品業界において、寒天は一般的に安定剤として使われます。特に、水吸収性、凝固性によりアイスクリームやチョコレートミルクの乳質の特性を増強します。

繊維業界において、寒天は張力や抗摩擦耐久性を強化します。寒天は印刷用糊、防水糊、さらには人工繊維を製造するために使われます。

ゴム産業において、寒天はしばしばゴムの樹液から水分を分離するために濃縮して使われます。

製紙業においては、寒天は紙の光沢を強化するための材料として使われます。

超高品質紙を製造する時に幅広く用いられます。

醸造業においては、寒天は酢や醤油、ビールやワインの清澄剤として、使われます。

その他、寒天は防水布、防水紙、ゴム製のバッグなどの製造において、基礎原料として使われます。

この他、寒天は歯型や安定剤、乳化剤などに使われます。

医療において、

寒天は人間には無害です。便秘のような病気を治すためにも使われ、腸壁の動きを

活発にさせます。多くの製薬工場で寒天をカプセルの原料として使っています。

寒天で加工された外科用包帯は凝結するのを抑え、速やかにバクテリアや白血球

を吸収します。そのため、寒天は軍用の包帯やその他の衛生的、医療機器を製造

するためなど幅広く使われています。さらに、寒天の柔軟性、弾力性は傷ついた

関節を固定するためには特に優れています。

アガロース

上記のような寒天の特性の他に、アガロースの特徴として、高い純粋性、粘着性、

強度、低電子浸透性、無色であるという特徴がある。

医療実験、生化学分析や研究においては最も普及した材料です。